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前棚倉町長の湯座一平さんが代表を務める「みんなの居場所づくりたなぐら」は5月28日、福島県棚倉町のまち工房たなぐらに親子に食事を提供する「スマイル食堂」を開設した。湯座さんは「家庭、学校に次ぐ第三の居場所として子どもから高齢者まで幅広い方に利用してほしい」と話している。
湯座さんは町長退任後、町内に幅広い世代が交流できる居場所をつくりたいと構想を練ってきた。スタッフは活動に賛同するボランティアで約10人集まった。寄付で集まった食材でメニューを決めて調理して提供する。今後は月1回、開催する。
時間は午後3時から開放し、同5時から同7時まで食事を提供する。子どもは無料で大人は協賛金500円で利用できる。6月は24日に開催する。
初回は多くの子どもたちが利用した。メニューはカレーで子どもたちは「おいしい」「おかわり」などと楽しそうに食べていた。湯座さんは「今後は運営を安定させ、各地区に開設していきたい」と話した。
寄付などの問い合わせは湯座さんへ。(県南版)