「ウィリアムズ・パーク」10周年記念式典 英国との一層の交流誓う 福島県本宮市

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「ウィリアムズ・パーク」10周年記念式典 英国との一層の交流誓う 福島県本宮市

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福島県本宮市と英国の絆の象徴となっている同市の「プリンス・ウィリアムズ・パーク」は、英国のウィリアム王子(現皇太子)の名を冠した愛称となって10年の節目を迎えた。31日、市内の白沢公民館で記念式典が行われ、出席者が国際交流の伸展と発展を誓い合った。
プリンス・ウィリアムズ・パークは、「スマイルキッズパーク」の愛称。2015(平成27)年2月に英国のウィリアム王子が東日本大震災の慰問で訪れたことが契機となり、市が在日英国大使館を通じて英国王室から愛称使用の承諾を得た。
高松義行市長が「市と英国との友好関係を深め、この公園をさらに多くの人に愛される憩いの場として育む」とあいさつした。内堀雅雄知事、在日英国大使館のソフィー・ワーナー=フォグ政治部参事官らが祝辞を述べた。福島民報社の芳見弘一社長、高橋雅行前社長が出席した。出席者らは映像で市と英国との交流を振り返った。映像では、同パーク内の英国庭園に建立した在英県人会ロンドンしゃくなげ会長やワールド県人会長を務めた故満山喜郎さん(白河市大信出身)の顕彰碑も紹介された。
式典終了後、高松市長らは英国庭園を散策し、見頃になったバラや満山さんの顕彰碑を見て回った。