第4次中期経営計画決める 福島県JA会津よつば総代会 「極上の会津米」販売力強化へ

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第4次中期経営計画決める 福島県JA会津よつば総代会 「極上の会津米」販売力強化へ

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5月31日に福島県会津若松市の會津風雅堂で開かれたJA会津よつばの総代会では、「極上の会津米」の販売力強化などを柱にし、農業振興や組織基盤強化などを盛り込んだ第4次中期経営計画を決めた。
計画の期間は3年。会津産農畜産物のブランド化も一層進め、3年後の販売高277億円達成を目指す。農家所得の向上にもつなげる。SNS(交流サイト)を活用した組合員との関係強化、DXによる業務効率化、職員満足度の向上も目標に掲げた。
2025(令和7)年度の事業計画も決めた。生産部会ごとに新規就農者の研修を受け入れるトレーニングファーム(訓練型農場)や、販促と風評払拭を目的としたトップセールスの実施などを盛り込んだ。
2024年度の事業利益は1億8116万円だった。米穀事業では全国的なコメ不足と集荷競争の激化で集荷数量は前年と比べ約8割に落ち込んだ。一方、昭和かすみ草や南郷トマトの販売額は過去最高を記録したことも報告された。表彰も行われ、原喜代志組合長が優良組合員をたたえた。(会津版)