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福島県棚倉町で、スポーツによるまちづくりを推進する「棚倉町スポーツコミッション」が5月29日、誕生した。町をはじめスポーツや観光、大学などの各分野が連携し、スポーツ合宿や大会の誘致・受け入れの窓口、スポーツイベントの開催などの中心的な役割を担う。設立総会は同日、町内のルネサンス棚倉で開かれた。
町産業振興課が事務局を担う。事務所はルネサンス棚倉を予定している。スポーツを核にした交流人口・関係人口の拡大を図るためスポーツツーリズムを推進する。今年度の事業計画には新種目の市場調査や新種目でのスポーツツーリズムの実証事業、テニスパーク棚倉を活用した新規大会の創設、町民皆1スポーツ推進事業、町特産物を活用したアスリートフードの開発などが盛り込まれた。
今後は7月に具体的な事業内容を決定する。11月に町民向けのイベントを開催する予定。
設立総会では会長に宮川政夫町長を選んだ。「ルネサンス棚倉が活性化すれば町民の幸せにつながる。政治生命を懸けて取り組む」と意気込みを述べた。
会長以外の役員は次の通り。
▽副会長=沼田重一(町スポーツ協会長)村越誠(町商工会長)
▽監事=橋本義治(総合型スポーツクラブ棚SPO会長)渡辺崇史(副町長、町活性化・観光物産協会理事長)(県南版)