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福島県天栄村ブランド化推進協議会は2日、村内の水田で自動抑草ロボット「アイガモロボ」の実証実験の見学会を開いた。
アイガモロボは、アイガモのように田んぼの水を濁らせて太陽光を遮り、雑草の光合成を阻害して生育を抑制する。アイガモの足の役目をするブラシを供えた自動掃除ロボットのような形で、太陽光発電を電源に水田内を自在に動く。
見学会は有機JASの認定ほ場となっている内山耕一さんの水田で開かれた。高品質で知られる天栄米を栽培する会員ら約30人が参加した。水田の中を動き回るアイガモロボを見ながら担当者から効果や取扱法などを詳しく聞いていた。(県南版)