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福島県郡山市は来年度、安積疏水や安積開拓がテーマの日本遺産「一本の水路」の物語を生かしたスマートフォンのアプリ形式のロールプレイングゲーム(RPG)をリリースする。椎根健雄市長が6日、記者会見で発表した。
「一本の水路」に対する若年層の認知度を高めようと企画した。交流人口の増加や郷土愛の醸成にもつなげる。
ゲームを遊びながら市の歴史や自然、特産物などを学べる。位置情報機能を活用し、一本の水路の構成文化財である開成山公園などを訪れると、特別アイテムや割引クーポンを入手できる仕組みも取り入れる。
椎根市長は「ゲームを通じた観光誘客や地域活性を目指す」と語った。