「羽根のない風力発電機」 福島県南相馬市に設置 開発のチャレナジーが初の見学会

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「羽根のない風力発電機」 福島県南相馬市に設置 開発のチャレナジーが初の見学会

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次世代風力発電機を開発するチャレナジー(東京都)は5月30日、福島県南相馬市原町区に実証のため設置した羽根のない垂直軸型マグナス式風力発電機の見学会を初めて行った。
同社と連携を予定、検討している事業者から約10人が参加した。清水敦史CEOがこれまでの取り組みや今後の開発方針などを解説した。外国から問い合わせが来ていることを紹介し、「国内外で活用できる風車だ」と説明した。
市内原町区にある風力発電機は、大型化に向けたコンセプトモデルで高さ約15メートル。沖縄県石垣市やフィリピンに設置しているマグナス式風力発電機から構造を変え、昨年8月に設置した。実証で得られたデータを元に、高さ50メートルまで大きくする。(相双版)