福島県出身・ゆかりの若手作家 感性光る 「アートアニュアル」開幕 県立美術館

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福島県出身・ゆかりの若手作家 感性光る 「アートアニュアル」開幕 県立美術館

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福島県出身・ゆかりの若手作家を紹介する美術展「福島アートアニュアル2025」は7日、福島市の県立美術館で始まった。多彩な表現で場所や風景を表した作品が並んでいる。29日まで。
県立美術館の主催。ともに福島市出身の土田翔さん(27)=山形市在住=、鈴木悠哉さん(42)=札幌市在住=を取り上げた。土田さんは実際に自然の中に飛び込み感じたことを日本画で表現している。力強いタッチで吾妻山や最上川などを描いた作品を展示している。鈴木さんは映像、コラージュ、立体作品によるインスタレーションで、まちなかにある物を抽象的に表しており、来場者の想像をかき立てる。
初日はギャラリートークを繰り広げ、作家本人がそれぞれの作品を前に制作の手法や背景を解説した。
開館時間は午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)まで。観覧料は一般・大学生400円、高校生200円、小・中学生100円。問い合わせは同館へ。