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福島県天栄村の二岐山で8日に行われた山開きには雄大な自然を楽しもうと約350人が訪れた。記念品の配布や特産品の販売などもあり、地域の魅力を感じながら登山を満喫した。
二岐温泉の橅山荘前では午前7時から「二岐山」と刻印された記念バッジと、村制70周年を記念したカラビナを配布した。希望者に温泉の入浴券が配られ、登山客が長い列を作った。
会場では道の駅「羽鳥湖高原」の星明広駅長が、村のマスコットキャラクター「ふたまたぎつね」のキーホルダーをはじめ、村特産のお菓子、パン、地酒などを販売し、人気を集めた。須賀川消防署湯本分遣所の署員が受け付け場所で訪れた人に山火事の防止を呼びかけた。
登山者は雄大な自然の中をそれぞれのペースで進み、1544メートルの頂を目指した。(県南版)