福島のニュース
福島県白河市の夏の風物詩「白河関まつり」は8月3日に開かれる。主催する白河まつり振興会が11日までに開いた総会で決めた。今年は市民納涼花火大会を観覧する一般市民向けの有料テーブル席が初めて設けられる。
白河関まつりのうち「白河関の踊り流し」は午後5時から同6時まで、JR白河駅前の小峰通り(NTTビル前から旧市民会館前)で催される。約1200人が参加する。
市民納涼花火大会は午後7時半に打ち上げ開始。城山公園の帯曲輪から前年より500発多い約5500発を打ち上げる。いずれも雨天決行。
花火大会の有料席は白河文化交流館コミネスの北側駐車場に設置する。前方にさえぎる建物などがなく、絶好の観覧ポイント。丸テーブルの1席4人までで、1テーブルにつき1万5千円(税込み)。4人までに1ドリンクが付く。28テーブルで先着順。白河駅に隣接するしらかわ観光ステーションで13日から販売する。
白河駅前イベント広場では、白河商工会議所青年部による「しらかわ魂2025~宴~」も開かれる。
白河観光物産協会の菊地浩明常務理事は「花火の有料席を設けるのは初めての試み。好評であれば来年はさらに増やしたい」と話している。問い合わせは白河まつり振興会へ。(県南版)