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発酵食品の魅力や歴史を学ぶ「発酵の学校」サテライト会場は22日、福島県小野町で開講する。町出身で名誉町民の発酵学者小泉武夫さん(東京農大名誉教授)らが講師を務め、12講座全てを受講した人には「発酵食品ソムリエ」認定証を授与する。主催するNPO法人発酵文化推進機構(東京都)は受講生を募集している。
校長の小泉さんをはじめ、和食料理人の野崎洋光さん(古殿町出身)ら発酵界や料理の専門家らが講師を務める。「発酵食品の原点」「みそ・しょうゆ」「納豆」「ヨーグルトとチーズ」「日本酒と焼酎」「世界の発酵食品」など多彩なテーマで繰り広げる。
会場は町多目的研修集会施設で、東京会場とオンラインで結ぶ。最終日は小泉さんらが小野町を訪れ、実際に講義をして修了式を行う。22日に開講し、11月3日までの計6日間開く。1講座90分で1日2講座。
受講料は3万5200円で定員は30人。申し込みは「発酵の学校」受付係、問い合わせは小野町産業課へ。