学法石川意地の1点 八戸学院光星(青森)にコールド負け 春季高校野球東北大会

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学法石川意地の1点 八戸学院光星(青森)にコールド負け 春季高校野球東北大会

福島のニュース

▽準々決勝
八戸学院光星8-1学法石川(7回コールド)
学法石川が八戸学院光星にコールド負けした。学法石川は五回、相手の暴投で1点差を追い付いた。直後に2点を奪われ、六、七回には四球と連打などで突き放された。打線は2安打と沈黙した。先発菊池が六回途中6失点。小出も好救援できなかった。■学法石川先発の菊池、無念の6失点
夏に向けて成長を誓う
学法石川は強豪の八戸学院光星に地力の差を見せつけられた。先発菊池祥志は六回途中まで投げて6失点。「ピンチで粘り切れず、流れを渡してしまった」と悔しさを口にした。
四回までテンポの良い投球で、最少失点で抑えた。五回に失策も絡んでピンチが広がり、2点適時打を許した。六回は制球が安定せず2四球を出した上、連打を浴びて無念の降板となった。
4強入りはならなかったが、東北大会を通じて収穫もあった。10日の酒田南戦では強豪の打線に7回126球を投げ、自信をつけた。長いイニングを投げるため昨年秋に、練習場から学校までの往復8キロを徒歩からランニングに変更した。スクワットなどによる下半身強化もマウンドでの粘り強さにつながるなど冬場の鍛錬の手応えを感じた。
現在地を知った背番号1は「強豪相手にも自分の投球が通用するよう練習に励みたい」と夏に向けての成長を誓った。