なみえ創成小(福島県浪江町)児童が手話学ぶ 11月のデフリンピックに向け 日常の悩みや勉強法を質問

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なみえ創成小(福島県浪江町)児童が手話学ぶ 11月のデフリンピックに向け 日常の悩みや勉強法を質問

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11月にJヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)で開かれるデフリンピックサッカー競技に向け、なみえ創成小は10日、浪江町の校内で特別授業を行い、児童が手話への学びを深めた。
同校は競技の開催期間中に会場に足を運び、試合観戦を計画している。世界から聴覚障害者が集う大会の観戦準備として授業を企画した。
1~6年生約60人が臨んだ。聴覚障害のある県聴覚障害者協会の吉田愛さんを講師に招いた。意思疎通支援者の高橋富士子さんが通訳となり、日常のあいさつやスポーツ観戦の際に役立つ手話を学んだ。「耳が聞こえないと、どのような時に困るか」「どんな方法で勉強すると手話が上達するのか」などとの質問も相次いだ。(相双版)