福島のニュース
朝日ラバーとドラッグストア大手のツルハ、福島県によるコラボ企画「おいしく減塩+ベジ推進キャンペーン」は12日、白河市の朝日ラバー白河工場で行われ、栄養バランスの取れた食事の大切さに理解を深めた。
県民の食塩過剰摂取の改善が課題となっている中、「食育月間」の6月に改めて会社ぐるみで減塩に取り組もうと初めて実施した。昼休みの工場従業員約50人が参加した。
参加者は社員食堂で血管年齢や推定野菜摂取量を機器で測定した後、ツルハや県の管理栄養士から減塩レシピなどを具体的にアドバイスしてもらった。野菜ジュースの試飲会も開かれ、好評だった。
朝日ラバー健康支援室の渡辺明美課長は「多忙な子育て・働き盛り世代を中心に、減塩や野菜摂取の大切さが十分に伝わったと思う」と手応えを感じた様子だった。
同工場は2023(令和5)年度から郡山女子大と連携して食物栄養学科の学生によるセミナーなども実施、食生活の改善を通した生活習慣病の予防に取り組んでいる。(県南版)