初夏の味、朝日に輝く 福島県いわき市の小名浜でカツオ初水揚げ

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初夏の味、朝日に輝く 福島県いわき市の小名浜でカツオ初水揚げ

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福島県いわき市の小名浜港に13日朝、今季初めてのカツオが水揚げされた。昨年よりも約3週間遅い初夏の味覚の到来に、港は早朝から漁業関係者で熱気に包まれた。
カツオは11日に、千葉県勝浦沖約500キロで漁獲された。重さ約3~4キロの中型が中心。関係者によると、身ぶりは良いという。水揚げされた魚介類55トンのうちカツオは5トンだった。県旋網漁協所属の運搬船「第22寿和丸」が小名浜魚市場に運び込んだ。1キロ当たり平均353円で取引された。
同船を所有する船主会社・酢屋商店漁労部の白土正和さん(42)は「無事に初水揚げを終えてホッとしている。これからたくさんカツオを水揚げできるようがんばりたい」と話した。
水揚げされたカツオは市内の鮮魚店などに並ぶという。