福島のニュース
「東北四季の彩り&東北絆まつり」は13日、大阪・関西万博内のEXPOアリーナ「Matsuri」で開幕した。15日まで、東北6県に伝わる夏祭りで熱気とにぎわいを届け、四季折々の豊かな自然のもとで育まれた伝統文化や食の魅力を世界に発信する。
東日本大震災から復興した姿を示すとともに、東北地方への観光誘客につなげる。東北6県と東北観光推進機構、東北絆まつり実行委員会が主催した。
初日はオープニングセレモニーが行われ、各県の知事らが出席した。福島県の佐藤宏隆副知事が「世界に誇る東北の魅力に触れてもらい、現地に足を運ぶきっかけにしてほしい」とあいさつし、万博公式キャラクター「ミャクミャク」らとともにテープカットした。
14、15の両日は東北絆まつりパレードとして、東北各県を代表する夏祭りが集結し、福島県からは福島わらじまつり(福島市)が出演する。ステージでは天寧獅子保存会(会津若松市)が会津地方に伝わる彼岸獅子舞を披露する。
期間中はPRブースが設けられている。福島県からは福島市観光コンベンション協会と極上の会津プロジェクト協議会が地元の特産品や観光名所をPRしている。会場内には会津塗や会津本郷焼、双葉ダルマなどの伝統工芸品も展示されている。