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福島県浪江町のふたば自動車学校は、優良運転者を育成し交通行政に寄与したとして、東北管区警察局長と東北地区指定自動車教習所連合会の連名表彰を受けた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴う休校を経て、初の受賞となった。交通安全への決意を新たにしている。
総合検査の評価や学科試験の合格率の高さ、教習中の交通事故がない点などが高評価された。県指定自動車教習所協会の推薦を受け、4日に仙台市で開かれた東北地区指定自動車教習所連合会の総会で表彰された。
長沼克往社長は林賢悦校長とともに、地域の交通安全に貢献していくと誓う。「日々の積み重ねが評価されて感無量。今後もより一層、安全な運転がしっかりとできる優秀なドライバーを育てていきたい」と意欲を示した。
ふたば自動車学校は震災と原発事故により休校を余儀なくされたが、2021(令和3)年11月に教習を再開した。自動車のほか、復興事業に必要な産業機械の講習にも力を入れている。(相双版)