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今年度の「黄金のひまわりプロジェクト」は14日始動し、福島県須賀川市長沼地区の農地で種まきが行われた。収穫したヒマワリでドライフラワーやキャンドルなどを作るワークショップを開く予定にしている。
プロジェクトは市内出身の木村晃子さんが中心となって、トラックドライバーらが用を足して道に捨てたペットボトルを、肥料として再利用し不法投棄問題の解決などを促している。
昨年はペットボトルの中身の希釈度を変えながら、肥料として一番効果的な数値を探った。その結果を受けて今年は10倍に希釈して定期的に肥料として与え、ヒマワリを育てていく。8月初旬には開花する予定だ。
14日の種まきには木村さんと、プロジェクトに賛同した「長沼・岩瀬の未来を考える会」のメンバーらが参加した。木村さんは「アートを通して少しでもこの問題について考えてくれる人が増えてくれればうれしい」と話している。(県南版)