障がい者ら体動かし交流、笑顔 福島県郡山市で「ソーシャルスポーツ体験教室」

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障がい者ら体動かし交流、笑顔 福島県郡山市で「ソーシャルスポーツ体験教室」

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福島県と県障がい者スポーツ協会の「ソーシャルスポーツ体験教室」は14日、郡山市の東部体育館で初めて開かれた。参加者は交流を深めながら、スポーツの楽しさに触れた。
精神障がい者にスポーツができる場を提供し、社会参画や相互理解を深める目的。競技人口の拡大も目指している。20代~50代の精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けた人、精神科を継続的に受診している人、精神医療保健福祉に従事する人など約30人が参加した。
バスケットボールとフットサルの体験教室を繰り広げ、精神障がい者バスケットボールクラブ(福島Dreams)と福島ソーシャルフットボールクラブ(クレセル郡山)の代表者らが講師を務めた。ボールを使ったミニゲームや試合を行い、参加者はチーム内で連携しながら果敢にゴールを狙った。終始、笑顔で汗を流していた。
教室の運営側は参加者へのアンケートを参考に、今後も精神障がい者がスポーツを楽しめる機会を増やしていきたい考えだ。体験できるスポーツの種類の増加も目指している。