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福島県南相馬市小高区の小高放課後子ども教室は13日、同区の小高園芸団地でキュウリを収穫した。
同団地は東京電力福島第1原発事故で避難区域だった小高区の営農再開を促進しようと市が建設し、JAふくしま未来が運営している。主にキュウリを栽培しているほか、春は水稲の育苗、冬は春菊やスナップエンドウなどを生産している。
地元の産業と復興への取り組みを学ぼうと、教室を利用する小高小の1~6年生50人が参加した。JAふくしま未来そうま地区営農企画課の大谷智史課長から、収穫の手順の説明を受けた。軽量鉄骨ハウスに植えられたキュウリをはさみで切って手にした。(相双版)