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福島県会津若松市は7月1日から来年1月末まで、会津地域で使えるデジタル地域通貨「会津コイン」と連携した消費喚起事業を展開する。期間中、会津コインを使って市内の対象店舗で買い物や飲食をすると、決済金額に応じて25%分の会津コインが還元される。1ユーザー当たり最大1万円分で、還元総額は1億円。
全ての会津コイン登録者が対象で、市内・市外の在住は問わない。事業の対象店舗は市内の会津コイン加盟店約460店。会津コイン決済金額の25%相当を会津コイン残高として、決済日の翌月末に付与する。1ユーザーの還元上限額1万円のうち、会津地域以外に本社がある店舗での還元上限額は5千円。
市は還元分の1億円を2025(令和7)年度一般会計当初予算に盛り込んでいる。事業は期間中でも還元予算がなくなり次第、終了する。
問い合わせは市商工課へ。
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会津コインの企画・開発の実務を担う情報サービス大手・TIS(本社・東京都)と関係企業は6月21日から、東邦銀行会津営業部とヨークベニマル門田店に出張ブースを設け、会津コインの利用や消費喚起事業に関する対面サポートを実施する。
実施日は21日から7月13日までと、8月1~3日。平日は東邦銀行、土日曜はヨークベニマルで催す。予約は不要。(会津版)