大阪・関西万博から福島発信 自作「廃炉ロボ」出展 福島高専生(福島県いわき市)共鳴フェスで発表

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大阪・関西万博から福島発信 自作「廃炉ロボ」出展 福島高専生(福島県いわき市)共鳴フェスで発表

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福島県いわき市の福島高専は18、19の両日、大阪・関西万博に出展し、廃炉ロボット開発に関する取り組みを発表した。
国内外の高専30校が研究成果を紹介する「EXPO共鳴フェス」の一環。廃炉作業への活用を想定した自作ロボットのコンテスト「廃炉創造ロボコン」に出場した機体2台を出展し、仕組みや開発に懸けた思いを来場者に伝えた。溶融核燃料(デブリ)に見立てた物体を集める機能を備えた「回収機」の操作体験も実施した。
機械システム工学科3年の佐々木宥奈さん(18)は「廃炉について知らない来場者も多く、課題を感じた。自分たちの発表で廃炉を知ってもらうきっかけをつくれて良かった」と話した。