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福島市飯坂町を拠点に置くeスポーツチーム「FUKUSHIMA
IBUSHIGIN(イブシギン)」は、市内飯坂町西堀切の旧旅館・赤川屋を改装し20日、さまざまなゲームが体験できるゲーミングスペースを開所した。温泉旅館の設備を生かし、ゲームファンの一層の誘客につなげる施設としたい考えだ。
旧旅館の施設を購入し、飯坂町内に昨年開所したチームのゲーミングスペースを移転させた。パソコン6台を置き、仮想現実(VR)のゲーム機2台を近く設置する。来場すると、チーム所属のヤナイさん(郡山市出身)ら選手がいればプレーの指導が受けられる。オープン初日に駆け付け、アドバイスを受けた会津若松市の菅野海斗さん(23)は「貴重な経験になった」と語った。
プレー料金は1時間500円、3時間千円、フリータイム利用2千円。営業時間は午後1時から同8時まで。火、水曜定休。
浴場は改修し、来場者が入浴も楽しめるよう準備している。バーラウンジや宴会場も備える。チームオーナーの拝田遼平さんは「館内をフル活用し、魅力ある施設にする」と意気込む。