来て。呑んで。味わって。 台湾の旅行会社員、チャーター利用で福島県を視察 旅行商品の開発に期待

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来て。呑んで。味わって。 台湾の旅行会社員、チャーター利用で福島県を視察 旅行商品の開発に期待

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福島空港の台湾チャーター便を利用した同国旅行会社の社員が20日から24日まで、白河市を含む県内の観光地を視察している。案内した福島県の関係者は魅力的な旅行商品の開発に期待を寄せた。
一行は高雄、台南市などの旅行会社の社員31人。20日に福島空港に到着し、会津若松、福島、いわき市などのほか、山形や宮城県内も巡っている。
初日の20日は白河市・南湖公園の翠楽苑で鈴木和夫市長をはじめ市や県、白河観光物産協会の職員、市公認キャラクターしらかわんが出迎えた。鈴木市長が「広い県内で良い思い出を作ってほしい。次は定期便での来県を待っている」と呼びかけた。一行はお座敷で日本庭園を眺めながら呈茶を味わった。
千駒酒造の日本酒や梅酒、白河菓匠大黒屋のだるま最中なども振る舞われ、喜ばれた。
一行の代表を務める林素芯(リン・スーシン)さんは「初めて訪れた福島で人々の温かさに触れて感激した。景色が良いし、食べ物も飲み物もおいしい」と笑顔で語った。(県南版)