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スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)のフラガールが災害体験を伝え、フラダンスを指導する「フラガールきずなスクール2024」は18日、福島県富岡町の富岡小で開かれた。「生き抜く力」をテーマに3年生11人が学びを深めた。
フラガールを養成する常磐音楽舞踊学院の創立60周年記念プロジェクトとして昨年から実施しており、県内59市町村の小学校を訪れている。
富岡小には55期生のAMIさんと56期生のSAYUさんが来校した。小学生の時に遭遇した東日本大震災の経験を語り、日常の尊さや災害に備えることの大切さを伝えた。新型コロナウイルス感染症の拡大化での活動にも触れて、希望を持ち続けて前を向くことの意義を話した。
児童は2人の「幸せに感じること」「がんばりたいこと」の質問に、家族とご飯を食べることやペットと遊ぶことなどが幸せで勉強や絵を描くことをがんばりたいと答えていた。2人の指導を受けてフラダンスを体験。プロのステージが披露され、見入っていた。(相双版)