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福島県いわき市の東日本国際大を運営する学校法人昌平黌とインドのO.P.ジンダル・グローバル大(JGU)は学術的・人的交流を推進する友好協力協定を結んだ。来年、交換留学を実施する予定。協定書締結式は21日、国際大で行われた。
JGUは12学部に1万4千人以上が在籍し、世界大学ランキングではインドの私立大で3年連続のトップに選ばれている。国際大に国連の人材育成機関「ユニタールCIFAL(シファール)ジャパン国際研修センター」が昨年12月に開設されたことから、グローバルな取り組みに関心を持ったJGUから協定の申し出があったという。
昌平黌の緑川浩司理事長と国際大の中山哲志学長、JGUのラジ・クマール副総長が協定書を交わした。クマール副総長は「インドは若年層が多く、国際社会リードしていく。両大学の教員・学生の交流を深めていきたい」と語った。緑川理事長は「高齢化社会の日本と若年層が多いインドが交流することで、新しい価値を創造できる」と期待感を示した。