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福島県南会津町の友好都市さいたま市が舘岩地域で運営する舘岩少年自然の家は今年度、さいたま市と町内の小学校による交流会を開催する。舘岩小以外の小学校も対象にして1泊2日で自然体験などを行い、子ども同士の絆を強める。
25、26の両日に伊南小とさいたま市の大久保小、7月1、2の両日に田島二小と桧沢小、さいたま市の川通小が交流する。野外炊飯やキャンプファイアなどで活動する。7月4日には舘岩小とさいたま市の馬宮西小が日帰りで交流する。
自然の家は1981(昭和56)年に舘岩地域に開設された。豊かな自然の中でさいたま市の児童生徒が活動し、夏季は自然体験、冬季はスキー教室などで利用。年間2万人以上が訪れている。
これまでは地元の舘岩小の児童と交流してきたが、町内全域に対象を広げる。自然の家主任指導主事の吉見康之さんは「これからは交流をより活発化させたい」と話した。(会津版)