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昭和を代表する歌姫・美空ひばりさんの追悼イベントは22日、福島県いわき市平薄磯の塩屋埼灯台下にある雲雀乃苑で行われ、地元住民やファンが業績をしのんだ。
ひばりさんの遺影を掲げた祭壇が設けられ、来場者が黙とうをささげた。磐城じゃんがら遊劇隊が故人の霊を慰める郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」を舞った。ステージでは出演者がひばりさんの楽曲などを歌った他、地元のユニット「メヒカリウォーカーズ」がダンスを披露した。フィナーレに参加者全員で「みだれ髪」を合唱した。
地元住民や商店でつくる雲雀乃苑保全委員会の主催。ひばりさんが塩屋埼灯台を題材とした曲「みだれ髪」を歌った縁で年忌法要の節目に追悼行事が行われている。6月24日がひばりさんの命日で、今年は37回忌に当たる。