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福島県の郡山市観光協会は今年度、スポーツ・文化合宿の誘致を強化する。市内で合宿を検討している団体の担当者が現地を事前に視察する際、一人当たり1万5千円を上限に交通費や宿泊費の合計の半額を助成し、合宿地としての魅力を発信する。
市内のホテルハマツで20日、総会を開き、今年度の事業計画を決めた。新規事業の柱に据え、県外の学校やスポーツ団体の誘致を想定している。今年度は最大10人を対象に補助し、合宿の受け入れ環境を整備していく。
この他の新規事業として、ホームページ上で日本酒やウイスキーの通信販売を開始する。JR郡山駅構内にある市観光案内所では手荷物の預かりサービスを始めた。
総会には約40人が出席した。任期満了に伴う役員改選で菅野豊会長(磐梯熱海温泉観光協会長)を再任した。任期は2年。菅野会長が「官民連携による交流人口の拡大に取り組もう」と呼びかけた。
会長以外の主な役員は次の通り。
▽副会長=山口哲蔵(郡山商工会議所副会頭)▽常務理事=山口勇(市観光協会事務局長)▽監事=金成倫(郡山金融団会長)杉山隆彦(市商店街連合会長)国分義之(市観光交流振興公社代表理事)(郡山版)