福島のニュース
福島県が南会津町の旧桧沢中に県内で初めて設置する県営ドローンスクール「南会ドローン中学校」は7月18日に開校する。操縦士育成と活用人材育成の2コースを設け、人口減少が進む地域で人材を育て、活性化を図る。23日に受講生の募集を開始した。同日、南会津合同庁舎で開いた広域連携会議で示した。
県南会津地方振興局によると、操縦士育成コースは座学や実技で3日間かけて民間のライセンスを取得する。定員は20人で、16歳以上が対象。南会津地方の住民を優先する。対面方式で8月20日に始まり、10月まで実施する。申し込み締め切りは7月14日で、受講料1万円。
活用人材育成コースは制度やドローンショー、プログラミング、災害時の活用法など20講座を設け、7月18日にスタートする。対面だけでなく、30分程度の動画をネット上に配信する。人数、対象とも無制限で、受講は無料。登録期限は7月31日。
育成した人材を地域活性化につなげるため、9月6日に下郷町でイベントを開催する予定。県のホームページで受講生を募集する。問い合わせは県南会津地方振興局へ。