福島のニュース
福島市で2024(令和6)年度に受け入れたスポーツ合宿は、前年度より延べ258泊多い延べ1159泊分で、参加者は前年度から93人増の375人だった。合宿や大会の誘致・支援活動をする市スポーツコミッションが24日、市役所で総会を開き示した。
合宿宿泊数と参加者数はコミッションが設立された2021年度以降、毎年増加している。昨年度は大相撲荒汐部屋合宿(6月3日~17日、市相撲場)で延べ308泊(参加者22人)、東洋大水泳部合宿(8月22日~31日、中央市民プール)で234泊(参加者26人)などの長期合宿を誘致した。全国高校総体(インターハイ)サッカーの事前合宿などもあった。
市内で開催された各種スポーツ大会には9310人(前年度比9776人減)が参加した。夏巡業「大相撲福島場所」(8月22日、観客数3200人)などを受け入れた。市主催・共催のスポーツ大会や事業には1451人、パラスポーツ大会・事業には805人が参加した。
総会にはコミッションに所属するスポーツや宿泊の団体の関係者ら11人が出席した。合宿や大会の受け入れ、パブリックビューイング実施によるスポーツ参画機会の創出など、2025年度の事業計画を決めた。任期満了に伴う役員改選で会長に木幡浩市長を再任した。任期は2年。(県北版)