「TOKIOは県民にとって特別な存在」解散受け福島県知事 城島さん、松岡さんに引き続き支援要請へ

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福島県の復興を応援してきた人気グループ「TOKIO」が解散したのを受け、内堀雅雄知事は26日、県内只見町での視察終了後、報道陣の取材に答え、「県民にとって特別な存在だった」と残念がった。引き続きメンバーの城島茂さん(54)と松岡昌宏さん(48)に個人としての支援を要請する考えを改めて示し、「引き続き力を貸してもらえたらありがたい」と語った。
内堀氏は国分太一さん(50)のコンプライアンス違反による活動休止やグループ解散を「残念に思う」と受け止めた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の風評払拭へのこれまでの尽力に感謝の言葉を述べた。
TOKIOの解散は26日の6月定例県議会企画環境常任委員会でも話題に上がった。県議からは「TOKIO課の今後の取り扱いはどうしていくのか」との質問が飛んだ。県は同課の対応については明言を避けた上で「城島さん、松岡さんには引き続きPRに協力していただきたい」との方針を改めて説明した。
県の連携方針について、県風評・風化戦略室には「県と同じ思いだ」などと肯定的な声が電話で寄せられた一方、「県の考え方には賛同できない」との意見もあったという。