東京都・八丈町議会の一行、福島県西郷村を視察　人口減少対策など理解深める

東京都・八丈町議会の一行が２６日、福島県・西郷村を視察し、人口減少対策などに力を入れる同村の施策について理解を深めた。
訪ねたのは山本忠志議長をはじめ経済企業委員会の議員合わせて５人。金川孝幸議員が飯田浩西郷村商工会長と知人だったことから視察が実現した。
西郷村議会の真船正晃議長が「本村は新幹線が止まる新白河駅、白河インターチェンジと交通の便に恵まれている。将来に役立つ実のある視察にしてほしい」と歓迎したのに対し、山本議長は「八丈島では少子高齢化、人口減少が進んでいる。西郷村を参考にして歯止めをかけたい」とあいさつした。
八丈町側からは人口増加につながっている施策について質問があり、西郷村の担当者が「子育てや移住支援、雇用の創出、地域の魅力発信などの施策を横断的に組み合わせ、相乗的な効果を生み出している」と答えた。
八丈町議会の一行は２７日、村内の農産物産館「まるごと西郷館」や飯田製作所、白河市の小峰城、南湖公園なども視察した。（県南版）