鮮やかターフ、迫力レース　夏の福島競馬開幕　初日からファンでにぎわう　７月２０日まで　福島市の福島競馬場

夏の福島競馬が２８日、福島市の日本中央競馬会（ＪＲＡ）福島競馬場で開幕した。７月２０日まで４週、延べ８日間にわたって熱戦を繰り広げる。
好天に恵まれ朝から大勢のファンが詰め掛けた。強い日差しの下、鮮やかな緑の芝コースを競走馬が疾走し、迫力満点のスピード競馬を展開。場内は熱気にあふれて拍手と歓声に包まれた。二本松市出身の田辺裕信騎手が１勝２着１回と活躍。Ｃ・ルメール騎手も１０年ぶりに福島で騎乗しファンを沸かせた。
２８日は入場無料のフリーパスの日。入場者は９６６４人で昨夏の開幕日（８４２６人）より１４・７％増。全国の福島競馬の売り上げは８４億８７２３万６００円で昨夏の開幕日（８６億５７３６万５６００円）から２％減少した。