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福島県郡山市片平町のベリーズパーク郡山で28日早朝、ブルーベリー摘みや食べ比べなどが体験できるイベントが初めて催された。来場者が初夏の爽やかな風を感じながら果実を味わった。
大型観光企画「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン(DC)」特別企画として催した。この日は県内各地から15人が午前6時に会場に集まり、ベリーズパーク郡山代表の城清里仲さんから食べ頃のブルーベリーの見分け方や摘み方の解説を受けた。
一日の中で最も糖度が上がるとされる早朝に、大粒の果実をもぎ取った。ブルーベリーを使った朝食も楽しんだ。参加した市内の自営業鈴木正己さん(53)は「朝の澄んだ空気の中、品種ごとに甘さや酸味が異なるブルーベリーを味わえて、楽しいひとときを過ごせた」と笑顔を見せた。