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福島県いわき市のいわき小名浜菜園の創業20周年記念式典とトマトで感謝を伝えるイベントは6月28日、同市小名浜のいわき・ら・ら・ミュウで開かれた。
イベントに先立ち行われた同社創業20周年記念式典では、同社の石田信一郎社長、市農林水産部農業振興課の鈴木康寛課長、カゴメマーケティング本部生鮮企画部の若月洋一部長があいさつし、関係者で節目を祝った。その後、いわき農産物マスコット「アグリンファイブ・トマにゃん」と記念撮影を行った。
イベントでは、いわき小名浜菜園のオリジナル品種「ラウンドレッド」「高リコピン」といった中玉トマトの詰め放題を開いた他、加工品の販売、推定野菜摂取量を測定できる「ベジチェック」体験、トマにゃんとの記念撮影など来場者と交流を深め、これまでの感謝を伝えた。
石田社長は「農業振興や地方創生を軸に行政や地域、消費者の皆さまとの関係を築きながら歩んできた。これからもいわきの魅力をトマトを通じて発信していきたい」と語った。
同社は2003(平成15)年に設立、2005年6月からトマトの栽培を開始した。(いわき版)