戦後80年、平和の尊さ感じて 7月8日から「戦中のくらし」展 模擬原爆の破片も展示 福島市のアオウゼ

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戦後80年、平和の尊さ感じて 7月8日から「戦中のくらし」展 模擬原爆の破片も展示 福島市のアオウゼ

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満州事変から太平洋戦争終結までの福島市民の生活を紹介する市郷土史料室の出張展示「戦後80年
戦中のくらし」は7月8日から20日まで、市内のアオウゼで開かれる。戦時中の苦労と平和の尊さを感じてもらおうと、10年ぶりに戦争関連の収蔵資料を一堂に紹介する。
防空頭巾、大日本国防婦人会のたすき、慰問袋、千人針、配給の様子を収めた写真など「銃後の暮らし」を示す資料を中心に75点を展示する。「戦争カルタ」、戦後の墨塗り教科書など軍国教育を伝える資料や、市内渡利に投下された模擬原爆の破片なども並ぶ。戦後から昭和50年代までの市の様子を示す写真も公開する。
入場無料。午前10時から午後4時30分まで。問い合わせは市郷土史料室へ。
史料室の星秀明室長、高橋容子さんが観覧を呼びかけている。(県北版)