若隆景、関脇復帰 大相撲新番付若元春は前頭筆頭 白熊十両4枚目

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日本相撲協会が30日に発表した大相撲名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)の新番付で、福島市出身の「大波3兄弟」の三男若隆景(30)=本名・大波渥、荒汐部屋=が西の小結から西の関脇に返り咲いた。二男若元春(31)=本名・大波港、同=は東の前頭筆頭から西の前頭筆頭になり、須賀川市出身の白熊(26)=本名・高橋優太、二所ノ関部屋=は西の十両3枚目から西の十両4枚目に番付を下げた。
若隆景は先場所を2日目から7連勝、12日目からは4連勝した。優勝した大の里の14勝1敗に次ぐ12勝3敗で終えた。東の関脇だった2023(令和5)年の春場所以来の復帰で、今年夏場所に続く三役となった。
父政志さん(58)は「目標の地位を目指して、今場所も2桁勝利を飾ってほしい」と願った。