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須賀川商工会議所は現行の7部会を5部会に再編し、11月から新体制で活動を始める。6月27日、福島県須賀川市のホテル虎屋で開かれた通常議員総会で部会再編案を了承した。
須賀川商工会議所は1983(昭和58)年に現行の商業、工業、建設、旅館料飲、財務金融、運輸観光、庶業の7部会体制に改変し42年間にわたり活動を続けてきた。しかし、社会情勢の変化に伴い、業種分類上のずれが出始めた。さらに、直近5年間で41会員が退会するなど会員数の減少が進んだ影響で、部会構成員の片寄りが生じ、役員のなり手不足などの課題が生じていた。
新たに商業、工業、建設業、サービス業、経営サポートの5部会を設置した。サービス業には情報通信、運輸、不動産、宿泊・飲食、教育・学習支援、医療・福祉などの部門をあてた。経営サポートには金融、保険、専門サービスなどが入る。
7月末までに会員事業所の新たな部会への配置換えなどを確定し、9月に新部会体制で書く部会の総会を開き、正副部会長などを選出し、10月の臨時議員総会で改選し、11月から新体制で始動することにした。
総会には約60人が出席した。菊地大介会頭は「現場主義を基本としながら事業所に寄り添った伴走型支援を積極的に支援していく」とあいさつした。議事では昨年度の事業報告や決算を承認した。(県南版)