【ふくしま2025参院選】参院選3日公示 福島県選挙区4人立候補へ

  • [エリア] 福島市 郡山市 いわき市
【ふくしま2025参院選】参院選3日公示 福島県選挙区4人立候補へ

福島のニュース


第27回参院選は3日、公示される。米価をはじめとした物価高騰や企業・団体献金の在り方など「政治とカネ」の問題、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興や少子化・人口減少などへの対応が主な争点になるとみられる。改選1議席の福島県選挙区には現職1人、新人3人の合わせて4人が立候補を予定。このうち3人は福島市、1人は郡山市で第一声を上げ、20日の投開票日に向け17日間の選挙戦に入る。
福島県選挙区に立候補を予定しているのは自民党公認の現職森雅子氏(60)、立憲民主党公認の新人石原洋三郎氏(52)、参政党公認の新人大山里幸子氏(51)、政治団体「NHK党」の新人越智寛之氏(51)。
他に共産党公認で新人が立候補する予定だったが、党県委員会は6月28日に擁立を取り下げ、立民の石原氏への投票を党員らに呼びかけると発表。福島県選挙区の戦いの構図は公示直前に変わった。自民の森氏は公明党の「強力なる心情的支援」を受ける。
各候補が掲げる主な公約は【下記】の通り。3日の立候補届け出後、舌戦を開始する。
森氏は午前9時から福島市のまちなか広場で第一声を上げた後、県内全域に選挙カーを走らせる。全県に張り巡らせた党の支部組織や友好団体、党所属の地方議員らをフル回転させ、支持拡大を狙う。
石原氏は午前9時から福島市のさんかく広場で第一声を放ち、県北地方と浜通りを遊説する。連合福島や立憲民主、国民民主、社民の各党県連、県議会会派・県民連合による5者協議会が選挙戦を支える。
大山氏は午前10時30分から郡山市桑野の事務所前で第一声を予定しており、JR郡山駅前など市内を遊説する。県内4支部の党組織を生かし、選挙に関心が低いとされる若い世代を中心に浸透を図る。
越智氏は届け出後、県庁前で第一声を上げる。交流サイト(SNS)などを活用した戦略を練っている。
立候補の届け出は3日午前8時30分から午後5時まで県庁本庁舎5階の正庁で受け付ける。【福島県選挙区(改選1議席)の立候補予定者と主な公約】(敬称略、順不同)■森[もり]雅子[まさこ]
60
自民

参院議員【現住所】いわき市泉町黒須野字早稲田161の24【事務所】福島市鎌田字町東3の4
電話024(597)8982▽選対本部長=太田光秋❶物価高・関税対策❷復興財源❸農林畜水産業・観光交通商工業振興❹人口減少・医療介護・女性活躍・教育❺一極集中解消・防災■石原[いしはら]洋三郎[ようざぶろう]
52
立憲民主

政党役員【現住所】福島市八木田字井戸上112の8【事務所】福島市太田町20の7
電話024(572)5877▽選対本部長=小熊慎司❶大都市一極集中の是正❷一億総中流社会の再現❸安心の社会保障制度の確立❹産業の再生・活性化❺調和のとれた県土の発展■大山[おおやま]里幸子[りさこ]
51
参政

会社役員【現住所】郡山市富久山町【事務所】郡山市桑野1丁目21の17▽選対本部長=大石富美子❶減税❷再エネ問題❸子育て少子化対策❹食料自給率対策❺外国人問題■越智[おち]
寛之[ひろゆき]
51
諸派

IT会社社長【現住所】東京都渋谷区恵比寿2丁目38の16【事務所】なし▽選対本部長=なし❶東電への更[さら]なる賠償金の要求❷避難住民の土地資産の買取推進❸避難できない人への手厚い追加支援❹浜通り地域の線量管理の徹底