【ふくしま2025参院選】連合福島会長 共産候補取り下げは「野党一本化でない」 共闘否定的組合員に配慮か

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【ふくしま2025参院選】連合福島会長 共産候補取り下げは「野党一本化でない」 共闘否定的組合員に配慮か

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共産党県委員会が参院選福島県選挙区(改選1議席)で公認候補の擁立を取り下げたことについて、立憲民主党の公認候補を支援する連合福島の沢田精一会長は野党候補の一本化ではないと強調し「共産との協力関係は明確になく、5者協議会の枠組みで反自民非共産の候補者当選に向けて取り組む」と述べた。1日に福島市で開いた連合福島執行委員会での発言。共産との共闘に否定的な考えを示す組合員に配慮し、組織内の結束を固める狙いが背景にあるとみられる。
沢田会長は「(擁立取り下げは)共産党として自主的に決定した」と前置きした上で、「立憲民主党からも選挙協力は行わないと明確に確認した」とした。