福島のニュース
東京・六本木のデザイン専門施設「21/21デザインサイト」の防災をテーマにした企画展「そのとき、どうする?展―防災のこれからを見渡す―」は4日、同施設で開幕する。福島民報社は福島県民の防災意識を高めるために1年間掲載した「365日の防災欄」をまとめたパネルを展示する。3日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。
「『安全な場所』って、どこ?」「十分な備えって、どのくらい?」など事前の備えや災害発生時の行動などに関する10個の「問い」が並び、企業などが関連する計26作品を展示する。会場を巡りながら、防災や災害を自分事として考える体験ができる。
津波の浸水被害予測システムや防災アプリ、避難所用の間仕切りシステムなど、さまざまな展示がある。「365日の防災欄」は福島民報で2022(令和4)年7月30日付から2023年8月10日付まで掲載した全365回分を1枚のパネルに収めている。
企画展は11月3日まで。開館時間は午前10時~午後7時(入館は午後6時30分まで)。9月23日以外の火曜日は休館。入場料は一般1600円、大学生800円、高校生500円(いずれも税込み)で、中学生以下は無料。