「はつひめ」１箱１０万円　福島で初競り　福島県産モモＰＲ　甘みと大きさ十分

福島県産モモのわせ種「はつひめ」の初競りは３日、福島市公設地方卸売市場で行われた。福島市産の１箱（１６玉入り）、伊達市と桑折町で収穫された１箱（同）の計２箱が競りに掛けられた。過去最高となった前年を７万円下回ったが、１箱１０万円で競り落とされた。
ＪＡ全農福島によると、今年は高い気温と適度な雨に恵まれ、甘みと大きさは十分という。主力品種「あかつき」は、７月下旬から出荷が始まる見通し。
県産モモのＰＲイベントも行い、ＪＡ全農福島の菅野康徳県本部長、ＪＡふくしま未来の三津間一八組合長、県くだもの消費拡大委員長の木幡浩福島市長があいさつした。ミスピーチキャンペーンクルーも参加し、「より多くの人に食べてもらえるよう、明るく元気にＰＲする」などと述べた。