ブルーベリー味わって 元漁師の志賀村さんが栽培 7月末まで福島県いわき市「草木山荘」

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ブルーベリー味わって 元漁師の志賀村さんが栽培 7月末まで福島県いわき市「草木山荘」

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福島県いわき市小名浜在住の志賀村文男さん(85)が市内田人町旅人字横川147の「草木山荘」で育てているブルーベリーが、実りの時期を迎えている。今年は先月末に開園し、7月末まで摘み取りができる。志賀村さんは「いつまで続けられるか分からないが、来園者との交流も生きがい。ぜひ遊びに来てほしい」と話している。








志賀村さんは約50年にわたり、サケマスやサンマ、マグロを狙う漁師として生活してきた。68歳で漁師を辞め、海から離れた。山への憧れから、漁師時代の晩年に古民家だった現在の拠点を購入し、妻とともに二人三脚で農園を開拓した。
当初はワサビ栽培を中心としていたが、栽培に適した土地ではなかったことから、十数年前にブルーベリー栽培に転換した。現在は「デューク」「スパルタン」「バークレイ」など約550本20種類ほどの酸味や甘味のあるブルーベリーを栽培している。
入園無料で、摘み取ったブルーベリーは1キロ2千円。味見をして自分好みのブルーベリーを必要量だけ摘み取る(食べ放題ではない)。山荘ではブルーベリージャムを1個500円で販売している。不定休。営業時間は午前9時30分から午後2時30分まで。
問い合わせは草木山荘へ。(いわき版)