【ふくしま2025参院選】比例投票先は自民25.0%、立民21.6% 参政8.5%で続く

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【ふくしま2025参院選】比例投票先は自民25.0%、立民21.6% 参政8.5%で続く

福島のニュース


共同通信社が3、4の両日に行った参院選序盤の情勢調査で、福島県内の有権者に比例代表の投票先を聞いたところ、自民が25・0%でトップとなり、立民が21・6%で続いた。新興政党の参政党は8・5%で3番目に多かった。
調査結果は【グラフ】の通り。自民、立民、参政に次いで、国民7・4%、共産6・9%、公明5・0%、れいわ5・0%、維新3・4%などと続いた。一方、「まだ決めていない」は8・9%だった。
年代別で見ると、自民は40代以上に浸透している。立民は50代以上の支持が厚い傾向で、参政は40代に強い。国民は30代の支持が顕著となっている。
普段の支持政党の調査と比較すると、自民は10・5ポイント低くなり、立民は3・9ポイント高くなった。参政は政党別で最多となる4・1ポイント増だった。■「関心ある」90.3%
県内の有権者の関心度についての調査では、「大いに関心がある」が61・2%、「ある程度関心がある」が29・1%で、関心があるとした層は合わせて90・3%に上った。
米価をはじめとした物価高対策や政治とカネ問題、米政権の高関税措置への対応など県民生活に直結する問題が争点となる中、県内の有権者の関心の高まりがうかがえた。
一方、「あまり関心がない」は7・1%、「まったく関心がない」は1・8%で、関心がない層は8・9%となった。「分からない・無回答」は0・9%だった。
福島県選挙区で自民と立民の候補は関心度にかかわらず支持を集める一方、参政の候補は関心度が高いほど支持が高まる傾向が見られた。
年代別に見ると、幅広い年代で関心が高い傾向となっている。