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福島県郡山市のこおりやま文学の森資料館の開館25周年記念特別企画展「ふしぎ駄菓子屋
銭天堂へようこそ」は5日、開幕した。子どもたちに人気の児童小説シリーズの世界が楽しめる。9月7日まで。
「ふしぎ駄菓子屋
銭天堂」は幸運な人だけがたどり着ける謎の駄菓子屋の店主・紅子が、客の願いを察して駄菓子をすすめ、運命を翻弄する物語。作者は広嶋玲子さん、挿絵はjyajyaさん。第1巻は第3回「小学生がえらぶ!〝こどもの本〟総選挙」で1位を獲得した。
展示会では店主・紅子の等身大パネルが出迎えてくれる。銭天堂のカウンター、小説に登場する人気駄菓子の立体造形、広嶋さんのインタビュー、jyajyaさんの原画などが展示されている。招き猫たちのフォトスポットもある。館内を巡って六つのスタンプを集めると、オリジナルしおりがもらえる。
4日に内覧会が開かれ、関係者がテープカットで開幕を祝った。
観覧時間は午前10時から午後5時まで。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日)。入場料は一般200円、高校・大学生100円、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同資料館へ。(郡山版)