演歌歌手の楠木康平さん 地元ファンに伸びやかな歌声披露 福島県郡山市出身

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演歌歌手の楠木康平さん 地元ファンに伸びやかな歌声披露 福島県郡山市出身

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1月にデビューした福島県郡山市出身の演歌歌手楠木康平さん(23)=日本クラウン=は4日、市役所で開かれた市主催のホールコンサートに出演し、地元のファンに伸びやかな歌声を披露した。6月1日から歌手細川たかしさんの一門に入ったと明かし、「レコード大賞最優秀新人賞を目指す」と目標を掲げた。
本庁舎玄関ホールはファンや市職員ら100人以上が集まり、熱気に包まれた。楠木さんはデビュー曲「北へひとり旅」とカップリング曲「おんなのワルツ」、昨年10月に死去した市出身の俳優西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」などを披露した。
デュエット曲「麦畑」は「魅惑の裏声ボイス」と称される技術で男女パートを歌い分けた。未発表の「夢の世界へ行かないか」でアンコールに応えた。
デビューから半年。憧れの細川さんとは、12月に県内でのコンサートで共演する予定だ。「郡山と言えば楠木康平と言われる存在になる」と意気込んだ。








楠木さんは同日、市役所で椎根健雄市長を表敬訪問した。椎根市長は「全国に名をとどろかせて」と激励し、楠木さんは「曲で古里や東北全体を盛り上げたい」と応じた。
母まゆみさん、幼少期から楠木さんを指導した、ますみメイト歌謡会の嶋津ますみさん、後援会長の仲本裕守さん、同役員の吉田満さんが同席した。(郡山版)