「投票を呼びかけるトイレットペーパー」作成 福島県県北振興局が参院選啓発活動として 企業や公的団体に配布

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「投票を呼びかけるトイレットペーパー」作成 福島県県北振興局が参院選啓発活動として 企業や公的団体に配布

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福島県選挙管理委員会県北地方事務局は20日投開票の参院選への投票を呼びかけるため、啓発の文言やイラストを印刷したトイレットペーパーを作成し、企業や公的団体に配布している。選挙広報車を増やしたり各所で啓発活動を展開するなどして、投票率向上を目指している。
トイレットペーパーには「あなたの一票を大切に」「期日前投票を活用しよう」などの文言や親しみやすいイラストをあしらっている。初の取り組みで100個作成した。
選挙広報車はこれまでの1台から2台に増やし市町村の広報車がカバーできない地区などを巡っている。8日以降、福島大、桜の聖母短大、福島学院大、福島医大で学生向けの啓発活動をし、13日の県下一斉街頭啓発活動では福島競馬場やスーパーなどで投票を呼びかける。将来の投票行動につながるとして、子どもを連れて選挙に行くことも呼びかけている。
関根昌典事務局長(県県北地方振興局長)は福島民報社を訪れ「(東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の)風評を払拭して復興を進めていく観点で大事な国政選挙。棄権することなく投票していただきたい」と語った。県北地方振興局の比佐野孝企画商工部主幹兼副部長兼地域づくり・商工労政課長が同席した(県北版)