市民が選んだ名著紹介 8月16日まで「ふくよみ本棚」 福島市立図書館

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市民が選んだ名著紹介 8月16日まで「ふくよみ本棚」 福島市立図書館

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福島市立図書館は8月16日まで、市民が選んだ本を並べる「ふくよみ本棚」の2025(令和7)年シーズン1を展開している。本棚1箱分のオーナーとなった市民に5冊から20冊以内で好きな本を紹介してもらい、来館者に貸し出す取り組み。高校生らが厳選した本を示しており、来館者が手を伸ばしている。
福島南高図書委員会が選書した9冊、大人のビブリオバトル初代王者が「探せ、英霊たちの原典」と題して選んだ16冊の他、図書館開館40周年記念として木幡浩市長が選んだ16冊を紹介している。高校生は夕木春央さんの「方舟」など、ビブリオバトル王者は阿刀田高さんの「獅子王アレクサンドロス」など、木幡市長は「キッシンジャー秘録」などを選んだ。
ふくよみ本棚は昨年度初めて設けた。今年度はシーズン4まで展開する予定で、シーズンごとにオーナーになる3人程度を公募する。オーナーは推薦文やイラストなどを掲示できる。(県北版)