みんなでサクラ守れ 福島県、16日から「クビアカツヤカミキリ」の警戒キャンペーン 先着30人に缶バッジ贈呈

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みんなでサクラ守れ 福島県、16日から「クビアカツヤカミキリ」の警戒キャンペーン 先着30人に缶バッジ贈呈

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福島県はモモやサクラなどの樹木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の警戒キャンペーンを、16日から8月15日まで展開する。サクラの木20本を調査し報告すれば先着30人にオリジナル缶バッジを贈呈する。
参加資格は小学生以上の県民で対象地域は県北地方、県南地方、南会津地方、いわき市。対象地域内の公園や学校、街路などのサクラの木20本でクビアカツヤカミキリの成虫や幼虫の発生の有無を確認し、QRコードから入る専用フォームで報告する。
クビアカツヤカミキリは隣県である茨城、栃木、群馬各県で確認されており、福島県では未確認となっている。モモなどに壊滅的な被害を与えることから県は警戒を強めている。
報告した先着30人の中から抽選で1人に県産モモ(5キロ)が当たる。





県は16日午前10時30分から、伊達市の道の駅伊達の郷りょうぜんで県民への啓発キャンペーンを実施する。チラシ配布や標本を用いた説明などを繰り広げる。